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城跡めぐり16−20 棚原グスク跡 中城郡西原町
イシグスクを更に首里方面に行くと高速道路を渡る橋があり、県道34号線に入る。南下し29号から棚原集落に至る。二股を右に入り、さらに二股を右に入ると上り坂になる。上り坂を進むと、浄水場のタンクがあり、それに沿て細道を進んでいくと、棚原グスクの標識のある入口になる。
入口からは、さらに120mほど奥になり、拝所の前に広場がある。棚原グスクの標識が立っている。 さらにその奥にも細道が続いている。
棚原グスク
棚原グスクは、およそ14世紀〜15世紀に属するグスク跡で、棚原集落の北北西約300メートルにあり、標高130〜150メートルの石灰岩丘陵上に位置している。
『琉球国由来記』に見える「棚原城之殿」の平場が、このグスクの主郭とおもわれる。グスク内はススキや樹木が繁茂し、どのような曲輪構成をとっているか判然としない。平場の北から西および南側にかけて断崖となり、天険をうまく利用してつくったグスクである。
グスクの北側では戦後採石が行われており、そのときに石垣遺構が外され運び出された可能性もある。グスクの北側下方には牧港川の上流が流れて大きな谷間をつくり、北からの侵入をゆるさない。
南側の緩斜面部には、現在の棚原集落が展開している。グスクの大手は集落の後方に展開している丘の尾根に向かってひらいている。平場を試掘したところ、グスク系土器、輸入陶磁器、カンギクなどの遺物が出土した。 西原町役場のHPから
日時 2016年05月07日 23:39 |
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