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気まぐれの日記

年に数回の手入れですが、タイトル通りの日記です。これからも気楽にお付き合いください。
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屋久島の旅(4-4) 屋久杉と旅での人との出会い

 夜中に雷鳴がとどろき、屋根にたたきつける雨音で目が覚める。明日は最終日。今回は雨で始まり雨で終わるのも仕方がないなと思いながら、深い眠りに。

 朝起きても雨脚は変わらず。今日は、お土産物を見て12時には機上の人となる。

 屋久島の店は17時に閉まる.遅くても18時。この時間に戻るのはなかなか難しいが、朝は8時からやっているところが多い。

 早めの朝食をとり、安房にある川東工芸に向かう。 ここは三日目にガイドをしていただいたI川氏の推薦のお店。屋久杉の机は市価の半分から1/3にしていただけるとのこと。

 9時前にお店につくが、扉はあくが誰もいない。商品を物色していると、若主人(二代目)が車で帰還。挨拶をする。朴訥とした気のいい主人だ。屋久杉のこと、工芸品のことなどなど質問をするが、気さくに応答してくれる。そうこうしていると一代目と思しき老夫婦が帰宅される。このご夫婦も親切丁寧。I川氏の紹介だと話をすると、彼の略歴や、屋久島のガイドの発展にとても寄与している人だと賛辞される。 善い人と出会ってうれしく感じる。

 実は昨日、帰宅途中に宿のマスターから紹介していただいた武田産業のお店が安房にあることを見つけて、山から急いで駆け付けたのだが、時間が18時10分前で、店に入って尋ねると主人が外出しているため時間はいつまでもOKとのこと。お土産の品物を探しながらあれこれと尋ねるが、親切に返事を頂く。通りすがりの女性客も一緒にワイワイと。なんと東京からの旅で、一昨日暴風にもかかわらず鹿児島経由で来島されたとのこと。着陸不能になるかと賭けたそうだ。丁度この日が誕生日とのこと。

 娘が、いい焼酎はないかと尋ねると、予約して8ケ月待たないと手に入らない「愛子」が二本あるとのこと。早速一本確保。この東京から女性は酒は飲まないが、そのような酒ならと購入。なんと運のいいことか。

 この店の主人は今日は弓道の練習にいったとか。ガイドのI川氏もこの趣味があると話されていた。実はこちらのご夫妻は宮崎が本拠地で屋久島と半々の生活を10年ほどまえからされている。弓道に誘ったのはI川氏とのこと。なんと偶然か。

 お土産品を頂いて精算後、おいしいお店はないかと尋ねたら、ここがいいと紹介されたのが「波の華」おかみさんと懇意らしく「別嬪さんのおかみさん」といえばわかると・・・

 さっそく、そちらにうかがう。「別嬪・・・」と一言で、武田の女将の紹介だとわかり、親切な対応を受ける。
「首折れさばのさしみ」「黒豚のしゃぶしゃぶ」「とびうおのさつま揚げ」「若竹の天ぷら」を注文し、満腹満腹。


 武田産業も製造直販ではあるが、会社が大きくて普通のお土産屋さんだ。川東工芸さんは製造販売が同一人の強み?から価格設定もこんなに違うのかと心配になるほど違う。

 箸と箸置き。小皿、写真立などを選ぶ。家内が、端材がほしいとお願いすると裏の工房まで同行し、色々と選んでいただき、本人も感激するほどの木を頂いた。

 昨日のI川氏のガイドで、、娘とのやり取りで買うならちゃぶ台がいいとすすめられ、おじいさんにそのことを話すと、これがいいのではと紹介される。
 買うなら一畳ぐらいのものがほしいなと考えてはいたが、置く場所に困るので決めかねていたら、小振りの机を進められた。
 木目がきれいに、ところどころ光っている。大きさもちょうどいい。贅沢だが、サイドテーブルとしても使えそうだと判断し、購入を検討。娘は、縦切りのこじんまりとして台風などで木が撓ると繊維が切れて、そのあとが隙間となるがそれを含んだ色が濃い机を物色している。
 足はまだついていないのだが、いい脚を作ってもらえるとのこと、送料は無償だとのことで結局ニ脚戴くこととなった。

 とてもいい買い物ができた。最後におじいさんから家内に、若主人から娘に、それぞれ小皿を頂いてしまった。

 感激しながら帰路に就く。


 10時40分ごろ飛行場についてカウンターへ。受付から今整備中の鹿児島行きは、確実に出発できるが、大阪行きの直行便は、飛行機が着陸しての折り返しとなるため、着陸や出発できないかもしれない。確率は五分五分だと告げられる。今日中に帰らなくてはいけない娘から、確実に帰りたいとのことで、急遽変更。

 飛行場についてものの10分で出発となる。鹿児島行きの飛行機は、直行便より小さくて三十数人乗り。傘をさして飛行機に乗り込む。二十数人を乗せて出発。半数が変更した客のよう。

 40分で鹿児島に到着。昼時で食堂へ。娘が「白熊アイス」が食べたいとそのレストランに誘導。食事が終わりデザートに。店員さんが、誤って大きな方を作りました。よければこれで」と申し訳なさそうに相談を。もちろんOK。三人分のスプーンもちゃんとついてました。

 一時間ほどたって、直行便と同じ70人乗りの飛行機で、大阪まで。バスに乗り込み飛行機に乗り換えるが、バスに乗った人数は20人弱。がらがらで席の周りは誰もいず。貸切状態で無事到着。ちなみに直行便は正常に運行した模様。でも鹿児島で「白熊アイス」を食べれたので良しとしよう。

 三泊四日の屋久島の旅は無事終了となりました。

 屋久杉の机が送られてくるのが楽しみです。


日時 2013年06月28日 23:24 | 固定リンク | コメント (0)


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